NFTマーケット「Open Sea」(オープンシー)でNFTの売買を始める前に使いかたや注意点、特徴も知っておきたいと思いませんか?
Open Seaは世界最大の取引高を誇るNFTマーケット。
月間20万人を超えるアクティブユーザー数、2021年には140億ドルという莫大な取引額を記録しました。
参加人数も取引数・取引額も世界最大。それだけの流動性がある巨大なマーケットです。
流動性が高いということは売りたいNFTがあれば売れる可能性が上がり、買いたいNFTも出品される可能性が高くなります。
この記事ではブロックチェーンゲームを2年間プレイし継続して7桁の利益をあげているケイがOpen Seaの始めかたや使いかたを分かりやすく解説します。
この記事を読むと世界最大のNFTマーケットのOpen Seaでゲームやアート、音楽のNFTをチェックしたり売買する方法がわかります。
ブロックチェーンゲームのキャラクターやアイテムを日々チェックし売買する事により活用次第でブロックチェーンゲームを有利にプレイする事も可能です。
目次
Open Seaの基本情報
マーケットプレイス名 | Open Sea |
運営元 | Open Sea社 |
取扱いチェーン数 | 5(ETH・MATIC・Klaytn・tezos・solana) |
URL | https://opensea.io/ |
取引通貨 | ETH・WETH・USDC・DAI |
手数料 | 販売金額の2.5%(売買成立時の金額)+GAS代(マイナーに支払う手数料) |
Open Seaの登録方法
⇩ まずトップ画面右上の人型アイコンをクリックします。
⇩ 接続するウォレットを選択します。今回はメタマスクを接続します。
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MetaMaskのインストールとBSC・Polygonチェーンの追加方法を写真付きで解説!
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⇩ 接続するウォレットと内容を確認し「次へ」ボタンで進めて最後に「接続」ボタンを押すと、Open Seaのサイトと自分のウォレットが接続されます。
⇩ 右上のアバターにカーソルを合わせるとメニューが表示されるので「settings」ボタンをクリックします。
⇩ 署名を求められるので内容を確認し署名ボタンをクリックします。
⇩ ユーザーネームとメールアドレスを入力し一番下のSaveボタンを押します。設定したメールアドレスに確認のメールが届くので確認のボタンを押して登録終了です。BioとSNSは任意で登録します。
自分が持っているNFTの確認方法
自分が持っているETHチェーンのNFTはメタマスクでは見ることができませんが、Open Seaにログインすることで見ることができます。
⇩ 右上のアバターをクリックします。
⇩ プロフィールページに移ります。Collectedのタブでは自分が持っているNFTを確認できます。
Collectedとは別にNFTが格納されている「Hidden」という場所があります。
ここに入っているNFTは持っているけど非公開にされているNFTが格納されています。
Hiddenは訳すと「隠れた」という意味があり、「自分で買ったものではなく他人から貰ったNFT」はこの場所に格納されます。
他人から送られてきた身に覚えのないNFTは触るとウォレットをハッキングされる恐れがあるので、Hiddenの中に入っているNFTは注意が必要です。
⇩ Hiddenの場所はCollectedのタブと同じ列の一番右の「More」のタブをクリック、展開されたメニューの中にあります。
⇩ Hiddenをクリックすると格納されているNFTを確認する事ができます。
⇩ CollectedにNFTを移動させるには、NFTの画像左下の「・・・」ボタンを押し、メニューが開いたら「unhide」を押します。
⇩ もう一度「Unhide」ボタンが右下に出るのでクリックします。
⇩ メタマスクで署名を求められるので右下の署名ボタンを押します。
⇩ collectedにNFTを移動させることができました!
NFTの買いかた
今回はファンタジースポーツのサッカーゲームSorareのカードを例にしてOpen SeaでのNFTの買いかたを解説します。
⇩ Open Seaのサイト上部の検索窓に「sorare」と入力しキーボードの「enter」を押します。
⇩ Sorareがコレクションの検索結果が表示されましたのでクリックします。
⇩ Sorareのコレクションページ(販売されているカード一覧)に移動します。右上の矢印部分で値段順にしたり出品終了時間順に並び変えができます。
⇩ 上部の検索窓に選手名やチーム名を入力して抽出することもできます。
Open Seaの販売形式は固定価格での販売とオークション形式での販売があります。
まずは固定価格で販売されているNFTの買いかたです。
固定価格のNFTの買いかた
⇩ 買いたいNFTをクリックしNFTの詳細画面から「Buy now」ボタンをクリックします。
⇩ 支払いの確認のウィンドウが立ち上がるので金額を確認し「Checkout」ボタンを押すとNFTを買うことができます。
オークション形式のNFTの買いかた
続けてオークション形式で販売されているNFTの入札のやりかたです。
⇩ 欲しいNFTの詳細画面から「Place bid」ボタンを押します。
⇩ 最低入札額を上回る金額を入力し「Place Bid」をクリックし入札完了です。
オークション終了の時間の時に最高額を入札していればNFTを落札できます。
オークション形式などOpen Seaでは度々「WETH」という通貨を使用する場面があります。
WETH(Wrapped ETH=ラップされたETH)とはETHと同じ価値の通貨です。
本来のETHでは運用できないことに対応するため、ETHにラップをして本来できないことをできる形にするイメージです。
オークションでETHを使用して複数回入札をするとガス代がかなり掛かってしまいます。
これを回避するためにETHをWETHに変えてガス代の安い環境でオークションを行うための措置なのです。
WETHが無い時は⇩の入札の画面で右下の「Add WETH」をクリック、WETHに両替したいETHの量を入力し「Wrap ETH」ボタンを押すことでWETHを手に入れることができます。
NFTの売りかた
売りかたは固定販売とオークション形式等様々な販売方法があります。
⇩ プロフィールのページの自分の持っているNFT一覧(collected)から売りたいNFTの下の「・・・」をクリックする。
⇩ メニューが開かれるので「Sell」ボタンを押します。
⇩ 売りたいNFTに✓マークが付くので右下の「Sell」ボタンを押します。
ここで複数のNFTを選択すると「バンドル」というセット売りもできます。
⇩ まずは固定価格販売です。
「Fixed Price」をクリックし、すぐ下のPriceに販売希望価格、Durationに販売期間、最後に「Complete listing」ボタンを押します。
メタマスクが立ち上がりガス代が表示されるのでその内容で良ければ確認ボタンを押し出品となります。
⇩ 次にオークション形式の販売です。「Timed Auction」をクリックし「Method」をクリックすると販売形式が選択できます。
「Sell to highest bidder」は通常のオークション形式で、一番高い値段を入札した人に売る方式です。
「Sell with declining price」はダッチオークションと呼ばれる形式です。
最初に設定した価格から時間ごとに値段が下がっていき、最初に入札した人に売る方式です。
NFTの送りかた
⇩ NFTの詳細画面の右上の紙飛行機ボタンを押します。
⇩ 送信したいアドレスを入力し「Transfer」ボタンを押下、最後にメタマスクで確認ボタンを押せばNFTを送ることができます。
まとめ
Open Seaまとめ
・利用者数、取引金額取引数も世界最大のNFTマーケット
・有名なコレクションや有名アーティストも出品
・品揃えも流動性も文句なし
・ゲームのNFTの他、アートや音楽、ドメイン形式アドレスの売買もできる
・売買の形式は固定価格の他、オークションは通常のオークション形式とダッチオークションの2種類がある